34年前より安いサラリーマンの昼食代、お父さんの妥当なおこづかい額は?

家計見直し
山中 伸枝
2014.03.11

新生銀行が行った調査によると、20代から50代の男性サラリーマンの昼食代は平均518円なのだそうです。巷にはワンコインランチも流行っているところをみると一見妥当な金額のように思うかも知れませんが、実は1979年の調査の結果が565円というところを考えると、さすがに驚きです。34年前の会社員の初任給は10万円程度であったそうですから、ささやかな楽しみであるランチにお金がかけられなくなっている現代のサラリーマンの姿を垣間見る気もします。ちなみに男性サラリーマンが豪華なランチを食べていたのは1992年、当時の平均的なランチ代は746円だったそう。やはりお父さんのおこづかい事情もバブルだったんですね。

 

この4月からはいよいよ消費税も8%にアップしますから、家計を引き締めていかないと!とおこづかいを見直すご家庭もあるかも知れませんが、ランチ代を節約する前に自分の懐が傷まない節約を考えてみませんか?

 

例えば、住宅ローンの借換。今の住宅ローン金利は低水準。アベノミクスがしっかりとした結果が出してくるといよいよローン金利も少しずつ上昇してくるでしょうから、見直しはチャンスかも知れません。借換というのは、現状より有利な条件の住宅ローンに切り替えをすること。一般的にはローン残高1000万円以上、ローンの返済期間10年以上、切り替え後のローン金利との差が1%以上であれば借換によりメリットが生じると言われています。

 

また家電をエコタイプに買い換えると、今後の消費電力を節約できるので、長期的な節約にもつながります。冷蔵庫やエアコンなどは消費税値上がり前の駆け込み購入というのもアリかも知れません。

 

お子さんの進学・進級のタイミングでお父さんの生命保険を見直すのも一考です。通常必要な死亡保険金の額は子供の成長と共に減少します。万が一の備えに重きを置いていた軸足を、これからの生活にゆとりを持たせることに移していく機会です。

 

お金と上手につきあっていこうと思うと、近視眼的なものの考え方ではなく俯瞰的な視野で収支を考えることが大切になってきます。将来病気になるリスクと医療にかかる費用を考えると、日々の食事を大切にする方が経済効果が高いとも判断できます。

 

新年度がスタートします。ぜひ一度、長期的な視野でお金の効率的な使い方、考えてみてはいかがでしょうか?

執筆者情報

山中 伸枝
株式会社アセット・アドバンテージ  代表取締役
心とお財布を幸せにする専門家 ライフプラン実現のための資産運用アドバイスが専門 テレビ、新聞、雑誌などメディアでも活躍
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