続:あなたの家にも相続がやって来た?

マネー
西本 美乃
2015.08.31

京都市中心部に土地をお持ちの方必見!相続税改正で我が家にも相続税がかかるかも?

 

今年1月から相続税の制度が変わりましたね。

相続税には基礎控除(税金がかからない金額)がありますが、それが6割に下がりました。

そのおかげであなたも相続税を支払う対象になるかもしれません。

 

そこで今回は私が所属する全国相続協会相続支援センター京都市支部の行政書士の菊池先生と

税理士の中井先生に、最近の相続事情を聞いてみました。

                    

西本:京都の土地って高いですよね?今年1月の法改正で相続税の対象者は増えるのでしょうか?

中井先生:そうですね。対象になる方はぐっと増えてくると言われています。          また、相続税上の土地の評価を示す路線価ですが、今年7月の国税庁の発表によると、京都府内の変動率の平均値は0.1%のプラスですが、京都市内最高路線価は上京・左京・中京・東山・下京・右京の6署で上昇しています。

     【府内最高路線価】1平方㍍あたり、単位千円    

西本:相続税の対象になる方で、相続財産が自宅などの不動産だけという場合、どんな注意が必要ですか?

中井先生:相続税は原則現金で納めますので、納税資金が必要です。もし準備ができない場合は、 自宅を売却しないといけなくなることも。ただ、子どもさんが同居されているなど、今後もその家に住み続ける場合は、小規模宅地の特例が適応されますので、税金面ではその方が有利です。

 

                    

西本:税金面は大丈夫でも、子どもが2人以上いる場合はどうでしょう。              現金のように分けにくいですよね。

菊池先生:このような不動産の場合、後々トラブルになるケースがあります。          大人になって兄弟がずっと仲良く1つ屋根の下で住み続けるのは難しいですよね(笑)       売却してお金を分けるのも可能ですが、兄がその家に住み続けたい場合、弟と揉めるなんてことも。

 

西本:それは困りますね。どうすればいいですか?

菊池先生:まず、兄がその自宅に住み続けられるように、自宅は兄に遺すという意思表示をしておく方法があります。

 

西本:遺言書などですね!でも弟は納得しないですよね。親にお金があればそれを渡せますが。

菊池先生:やはり財産が不動産だけだと難しいですね。この場合、自宅は兄が持ち、弟には自宅不動産の半分の財産分を、兄が現金等で渡す(代償分割)という方法があります。

 

西本:でもその時に兄にお金がない場合どうなりますか?

菊池先生:一番取り組みやすい対策は、受取人を兄にした生命保険でしょうね。生命保険は受取人(兄)の固有の財産になるので、そのお金で弟に代償分割できますよね。

中井先生:あと生命保険には税金がかからない非課税枠が設けられているので節税対策にもなりますよ。何よりも現金を用意できる点では、財産が分けやすくなりますね。

 

菊池先生:ただ相続はお一人おひとり事情が違いますし、複数の家族の思いが絡むので最善策は変わります。遺すご家族に”争族”させない為にも、早めに私たち専門家にご相談ください。

 

西本:何事も元気なうちに早めに準備することが大切なんですね。菊池先生、中井先生ありがとうございます。 

 

私の所属している全国相続協会相続支援センター京都市支部では、定期的にセミナーや個別相談会を行っております。HPにて随時案内しておりますので、お気軽にご参加ください。

HP→http://www.souzoku.kyoto.jp/

執筆者情報

西本 美乃
株式会社京都インシュアランス
人生における夢や目標をかなえるために、ライフプランを中心に、資産運用・住宅ローン・相続関係のご相談を承っております。
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