年収の1割を確実に貯める!プロが教える貯金術

家計見直し
山中 伸枝
2014.02.06

貯金成功に最も必要なものは「気合!」です。冗談だと思われるかもしれませんが、これまで何人ものマネー相談を担当してきたファイナンシャルプランナーだからこそ、やはり貯金は「気合!」なのです。

気合という言葉が曖昧なら、ゴール設定と言い換えましょうか?いずれにしろ、ご自身で、いつまでに、何のために、いくら貯金をしよう!とまずは心に強く思っていただくことが、貯金ができる人、できない人の分かれ目です。

そうは言っても、これといって明確な貯金の目的が絞れないという方は、手取りの1割を毎月の貯金額としてみましょう。手取りが30万円なら、3万円が月の積立額です。最初は1割貯金も厳しい感じがするかもしれませんが、住宅ローンなどは年収の25%程度までを返済可能として銀行から借入をする方も多いと言われていますから、少し厳しめのペースを自分に課すくらいが良いでしょう。

毎月の貯金額が決まったら、日々の生活のために使う口座とは別に積立用の口座を作り「使う前に強制的に積立」をしましょう。たとえばソニー銀行の積立定期は1年もの0.25%と一般の都市銀行より金利もよくオススメです。給与が振込まれる銀行で、自動振替の手続きをお願いしておけば、強制的に積立を実行することができます。

もし会社に財形貯金制度があれば、利用しましょう。給与天引きで貯められますし、引き出す時は会社を通じ手続きをしなければならないため、簡単に引き出せず貯金の強制力が増します。

会社に確定拠出年金があってマッチング拠出(個人の積立)が認められている方は、ぜひ活用しましょう。こちらは積立のお金に対して節税ができるというおまけ付きです。所得税は最低でも5%、住民税は10%の税率ですから、積立額に対して最低15%の節税(税金のキャッシュバック)が得られるので、お得度は絶大です。

お金が余ったら貯金をしようと思っていると、まず100%お金はたまりません。多少無理をしてでも毎月一定額を積立てる、これがポイントです。また日々の生活で、節約することを考えるより貯めることに集中した方が効果的です。毎月決まった額を「貯金専用口座」に移し、残ったお金は全額使ってよいというルールにするのです。これであれば残りのお金を使い切っても、きちんと貯金残高は毎月増え続けるので、ストレスも少なく、また達成感も味わうことができます。

貯金の成功は、まず「絶対お金を貯めるぞ!」という気合。そして、決めた金額を使う前に貯金用の口座に移す「仕組み」。これで1年後確実に貯金ができているはずです。貯金が計画どおりに実行できたという成功体験は、本格的な資産形成に向けた大きな自信につながります。

執筆者情報

山中 伸枝
株式会社アセット・アドバンテージ  代表取締役
心とお財布を幸せにする専門家 ライフプラン実現のための資産運用アドバイスが専門 テレビ、新聞、雑誌などメディアでも活躍
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